ひる凪
和菓子作家・坂本紫穂と当社三代目の益田寛規(ひろき)による新しい和菓子ブランドが 生まれました。ブランド名は綱敷天満神社の境内にある梅林から望む内海の、美しい昼の凪からイメージしています。スタートにあたって作った最初の三品は色合いで志島ケ原の穏やかな海を表現した「透青」。ミルクのリッチなコク・甘みに梅の酸味と高貴な香りがアクセントとなった「雪の下」。しっとり、もっちりとした新食感の皮と、鼻に抜ける海苔の香り、優しい藻塩の塩味がクセになる「月影」です。度重なる試行錯誤によってできたこれらの品々は、見た目の華やかさに加えて、地元に根ざした和菓子の新しい可能性を感じていただける仕上がりです。初代・先代の技術や理念を受け継ぎながらも、ひたむきに現代の和菓子に向き合う三代目らしい一品を、ぜひお試しください。
坂本紫穗(さかもとしほ)
和菓子作家
https://shiwon.jp/
オーダーメードの和菓子を作品として制作・監修。日本国内および海外で和菓子教室やワークショップ・展示・レシピの開発を行う。「印象を和菓子に」をコンセプトに、日々のあらゆる印象を和菓子で表現し続ける。