一福百果・清光堂の大西です。

早速ブログを1週とばしてしまいました。

違うんです、3日坊主とかではなくてブログをすることに慣れておらず、

完全に忘れておりました。

 

1223日にご来店のお客様でお会計させていただいた通貨の中にユーロの5セントコインがありました。

色で勝手に10円玉と勘違いしていただいておりました。

思い出のコインかもしれないと、妄想に妄想を膨らませております。

コインの持ち主のお客様、お店にてお預かりしております。

 

ここで清光堂の新ブランド「ひる凪」についてお話ししようと思います。

「ひる凪」は、桜井のどこまでも続く穏やかな海をイメージし、創業の地「今治」の風景を移し、季節とともに楽しんでいただけるお菓子を作りたいという思いから命名しました。

 商品は3つありまして、

  • 透青(とうせい)
  • 月影(つきかげ)
  • 雪の下(ゆきのした)

です。

 

 

そのうちの一つの透青ですが、

志島ヶ原の穏やかな海と空をイメージしております。

晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、今も昔も

ただただ静かに待っていてくれる場所であり、三代目の原風景をお菓子で表現しました。

小さい時から犬の散歩で歩いていたり、泳いでいた志島の海を

お菓子として形にしていくとは思ってもいませんでした。

薄めに切って光にあてるとまた海の透き通った感じが見られます。

砥部町の七折小梅シロップで味付けした青色の葛羊羹と、白餡の羊羹の2層構造になっております。

志島の海の色を出すのがなかなか難しく、色の調整に苦戦しておりました。

プルっとした食感で梅のさわやかな酸味もあり、さっぱりしていて

とても美味しいですよ!

 

どちらかといえば夏をイメージするようなお菓子ですが、

通年販売です。

 

日中はみかん大福や焼き菓子などを作ってからの透青の制作に入るので

どうしても1度に作れる本数が少なくなります。

店頭でご購入の際は取り置きのお電話も受け付けております。

 

 

個包装での販売はなく、一本売りではございますが、

お土産や贈り物などにも珍しいと思っていただけるような

商品になっていると思います!

 

 

12月 24日, 2022年