清光堂はフルーツ大福用の果物などそのほとんどを地元愛媛県内の生産者さんのものを使用しています。




みかん

みかん大福用に探し続けた小ぶりのみかん。何軒もの農家さんに断られ続け、やっと辿り着いた生産者さん。愛媛県で最もおいしいみかんの生産地である宇和島、西宇和、八幡浜の生産者さんに特別に作って頂いています。




きぬ青のり

段畑で有名な愛媛県宇和島市遊子。この地で最高級のすじ青のりを家族経営で作っている生産者さんからひる凪の「月影」用でいただいています。一年中太陽の光を浴びる土地で井戸から汲み上げられる宇和海の地下海水で育てられたすじ青のりはビタミン、カルシウム、鉄やマグネシウムなどのミネラル、食物繊維など栄養素が豊富に含まれており、その風味は格別です。




紅まどんな

愛媛県特産のみかんです。正式名を「愛媛果試第28号」と言い実はゼリーのような食感で大変甘くとても人気のフルーツです。デリケートな柑橘で雨や風に弱く育てるのに大変手間がかかると言われいます。弊社では「紅まどんな」の商標の正式使用許可をいただき大福を製造しております。




あんこ

餡子の素になる小豆はしゅまり小豆を使用しています。しゅまり小豆(朱鞠小豆 )は北海道十勝岳連峰の麓、上川地区や十勝地区で栽培されている品種です。朱鞠内湖の近くで育成され朱色の鞠のように美しいことからこの名がつけられました。小粒ですが餡に非常に向いており色、こく、香りともに高い評価を受けています。また北海道産小豆に占める割合が 2〜3% 程度で希少価値があり、 他の小豆にはない淡い紫色と上品な香りが特長です。

また、まるごとみかん大福などに使用する白餡は白手亡を使用しています 白手亡は白い種皮色を持つ小粒のいんげん豆のことで読み方は「しろてぼ」です。明治時代に北海道の十勝地方で栽培が始まったとされています。 その美しい白色を生かして作られた白餡は風味も良く口どけがなめらかなのが特長です




砂糖

清光堂では北海道産のてんさい100%の砂糖を使用しています。クリスタルシュガーといわれ雑味がありません。てんさいはBeet(ビート)と呼ばれ冷涼な土地で栽培され、日本では北海道で栽培されています。麦、大豆、じゃがいもなどと並んで北海道の畑作農業の基幹作物になっているビートはほうれん草と同じアカザ科。

北海道の大地に降り注ぐ太陽の光をいっぱいに浴び光合成の作用で根の部分に蓄積される糖分が砂糖の原料となります。




七折小梅

「七折小梅」は、「砥部焼き」で有名な愛媛県伊予郡砥部町の特産品です。その栽培の歴史は1900年初頭に端を発し、品質の高さから「青いダイヤ」と呼ばれています。透き通るような薄い黄色で、種が小さくて果肉が多く、柔らかいこと、酸っぱさが少なく香りがいいのが特徴です。

清光堂ではエコファーマーという県認定の資格を持った「ななおれ梅組合」の23人が作る七折小梅をひる凪の「透青」で七折小梅シロップとして使用させていただいています。