このたび、ご縁があって、とても立派な平桶をいただきました。

大きく、どっしりとした佇まいが印象的なこちらの桶。

かつて桜井で漆器づくりが盛んだった頃、漆を精製する「くろめ(黒目)」という工程に使われていたものだそうです。

くろめとは、生漆に含まれる水分を蒸発させ、漆の粘度を高めるための大切な工程。

夏の強い日差しの下、大きな木桶に漆を広げ、職人さんが何時間も手作業でかき混ぜていたといいます。

写真からも、長い年月の中で大切に使われてきたことが伝わってきます。
桶の表面に残る跡を見ていると、これまでどれだけ使われてきたのだろうと、思わず想像してしまいます。

そんな歴史のある桶が、これからは清光堂のお菓子を並べる台として活躍してくれることになりました。

昔は漆器づくりに使われていたものが、今度は和菓子を引き立てる存在に。

お店にお越しの際は、ぜひこちらの平桶にも注目してみてくださいね!

 

10月 22日, 2026年